結論から言うと、日中用のアイテープを貼ったまま寝ることはできますし、実際にそうしている方も多いです。ただ、そのテープは本来の役割を果たしていません。日中用テープは、目を開けているときのまぶたの皮膚を折りたたんで支えるためのものです。寝ている間は目が閉じてまぶたの力が抜けているので、テープは支える必要のない皮膚の上にただ乗っているだけになります。夜用に作られたテープは、その逆です。目を閉じて皮膚を軽く伸ばしたまぶたに貼り、寝ている間に二重ラインを導いて支えるように設計されているので、毎晩同じラインを癖付けできます。

日中用テープの役割

日中用のアイテープ、ファイバータイプ、二重のりの目的はどれも同じ。目を開けている「今」、見える二重を作ることです。まつ毛の上の皮膚を持ち上げたり貼り合わせたりして、その位置でまぶたが折れるようにします。日中はそれで十分ですし、夜にやさしくはがせば、まぶたの肌はひと晩休めます。

貼ったまま寝ると、話は変わります。目を閉じているので、テープは折り目を支えていません。薄いまぶたの皮膚の上に、粘着剤がさらに8時間ほど乗っているだけです。しかも枕に押しつけられたり、寝返りでこすれたりします。よく聞くのは「テープがずれる」「朝ベタつく・乾燥する」「テープの縁がこすれて赤くなる」といった声です。だからといって日中用テープが危険なわけではありませんし、必ずはがれるわけでもありません。閉じた目のために作られていない、というだけのことです。

夜用システムの役割

Optifoldは2種類のテープを使う夜用システムです。寝ている間に8〜9時間ほど着用し、朝にはがします。テープごとに役割が違います。

  • Fテープは、癖付けしたい二重ラインに沿って貼ります。卓上ミラーを目線より下に置き、あごを少し上げて眉を持ち上げ、視線を下に向けると、まぶたの皮膚がやさしく伸びます。この状態で貼ることで、まぶたが折れる位置を導きます。
  • Nテープは2枚目に貼り、目を閉じている間の折り目を支えます。そのため、数分間だけでなく、ひと晩じゅう同じ位置でラインがキープされます。

朝はまずNテープを目頭側から目尻側へはがします。次にFテープから皮膚をそっと離し、Fテープを目尻側の端から目頭側へはがします。ほとんどの方は2枚を同じタイミングではがします。まぶたアドバイザーがすすめた場合に限り、Fテープだけを30分〜1時間を上限に残せますが、それ以上は残さないでください。写真つきの詳しい手順は使い方ガイドでご覧いただけます。

目指す結果も違います。日中用テープで二重になるのは、貼っている間だけ。夜用システムは、夜に癖付けしたラインがテープなしの日中にも出るように設計されています。最初は数時間、次に一日の大半、やがてもっと長く。どこまで、どのくらいのペースで変化するかには個人差があります。

テープを貼ったまま寝ると、まぶたの肌に負担がかかる?

多くの方が本当に気にしているのは、粘着剤と薄い肌の関係です。まぶたの皮膚は体の中でも特に薄いため、何時間貼るかよりも、どうはがすかのほうが大切です。差が出るのは、次のような習慣です。

  • 清潔で乾いた肌に貼る。テープの下にクリームやオイルが残らないようにします。
  • ゆっくり、正しい順番ではがす。テープを引っぱる前に、皮膚を粘着面から離します。勢いよくはがすのは厳禁です。
  • 夜のケア中に、日中用テープや二重のりを重ねない。一度に使うのはひとつのケアだけにします。
  • 赤み・かゆみ・腫れが出たら、数日お休みする。それでも治まらない場合や、目の感染症があるとき、最近目の施術を受けたとき、まぶたが自然に下がってきたときは、まぶた用の製品を使う前に医師に相談してください。

「たるむのでは?」という不安や、実際にまぶたの皮膚を伸ばしてしまう原因については、アイテープでまぶたがたるむ?で詳しく解説しています。

日中用と夜用は、ライバルではなく役割分担

イベントの日は日中用、ラインの癖付けは夜用、と使い分けている方もいます。それぞれをいつ使うか、テープを外した後にラインをどう確認するかは、日中用と夜用の二重テープの違いで比較しています。今夜だけ二重にしたいなら、日中用テープのほうが手軽です。起きたときにも、テープを外した後にもラインが残っていてほしいなら、そのために作られているのが夜用システムです。

特定のテープが気になる方へ:D-UP ワンダーアイリッドテープとダイソーの110円アイテープについて、寝る時に貼った場合の口コミも含めてOptifoldと比較しています。

はじめての夜の前に

  1. 使い方ガイドを、鏡のセッティングも含めて一度読んでおく。仕上がりは貼る位置で決まります。
  2. 先にラインを決める。先の丸い清潔な道具で10〜20回なぞり、まぶたがどこで自然に折れるかを確認します。たいていはそこがFテープを貼る位置です。
  3. 毎朝、同じ明るさで写真を撮る。変化は鏡より写真のほうが分かりやすいです。

自分のまぶたに合うサイズや貼る位置が分からない方は、まずまぶたチェックから始めてみてください。数分で、テープだけで始めるのがいいか、アドバイスを受けながら始めるのがいいかが分かります。テープセットはこちら。

本記事は一般的な情報であり、医学的な助言ではありません。まぶたのケアの経過には個人差があります。

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